コンパイラ
さてC言語はコンパイラタイプの言語です.コンパイラとは記述したプログラムを翻訳し,コンピュータがわかる言語(ここでは機械語)に全て直してしまうものを言います.
ちなみに一行づつ翻訳していきながら実行するタイプをインタプリタといいます.これは翻訳作業がいりませんので楽にプログラミングが出来る反面,間違いがあってもその行が実行されるまで間違いはわかりません.
コンパイラは一度プログラム全体を翻訳(コンパイル)しますので,間違いがあるとその時にわかります.もっともプログラムのアルゴリズムのミスまではわかりませんが(^^;
C言語のコンパイラは色々なソフトウェア会社から出ています.有名なのはマイクロソフト社の MS-Cや VC++ です.昔は Lattice 社のコンパイラを私は使っていましたが,今ではマイクロソフト社のコンパイラがメインになっています.確かそれ以外にも Tarbo-C や Power-C , gcc , Borland C++ 等があります(もっといっぱいあるだろうなぁ...)
なお,ここにフリーのC/C++コンパイラ (Borland C++ Compiler 5.5) があります.
内容について
さてこのC言語の講座では以下の様にC言語を学んで行きたいと思います.
本当にC言語の基礎の基礎と言うべき部分だけで,これ以外にもC言語は仕様がわんさかあります.しかしながら以下の基礎をちゃんと抑えておけば綺麗なプログラムをちゃんと書くことが出来ますし,またステップアップとしてC++言語へ挑戦してみるものいいでしょう.つまりあまり細かい事にこだわらないです(^^).細かい事にこだわってもそう大した(私自身はそう思っていますが)ことではありません.
まずは基礎をきちんと固め理解することから始めましょう♪
(問題は..これを書く人がちゃんと理解できるように書けるが大きなポイントですなぁ...(ぼそっ))
最終的にはこんなプログラムが書けるようになればいいですね(^^)
(研究用のプログラムなのであまりうまいプログラムとは言い難いけど..まじに..)
C言語についてこの HomePage で色々と書く予定だったのですが,大学の授業で資料を作りましたのでそちらの方を Link します.
PDF ファイルが主ですので,見るときには Acrobat Reader が必要になります.
コンピュータ概論
ずるいっていわないでよ..(^^;
大学の授業用資料も作るの大変なんですから(苦笑)
- 関数について
- 関数とは
- 関数の定義
- main 関数
- プロトタイプ宣言
- 関数間のデータの受け渡し
- データ型の種類と宣言
- データ型の種類
- 記憶クラス
- 型の宣言
- データの初期化
- 型の宣言
- キャスト
- 式と演算子
- 算術演算子
- 関係演算子
- 論理演算子
- インクリメント/デクリメント
- ビット演算子
- 条件演算子
- 代入演算子
- カンマ演算子
- ポインタ演算子(ポインタ)
- キャスト演算子
- sizeof演算子
- メンバ参照演算子(構造体/共用体)
- 文
- 文
- 文の集まり
- コメント
- 空文
- 宣言文
- if〜else文
- switch〜case文
- for文
- while文
- do〜while文
- break文
- continue文
- goto文
- return文
- 配列
- 配列とは
- 配列の宣言
- 配列の初期化
- 配列の使用方法例
- ポインタ
- ポインタとは
- ポインタとアドレス
- ポインタの宣言
- ポインタの初期化
- ポインタと配列
- 構造体
- 構造体とは
- 構造体の宣言
- 構造体の参照
- 構造体とポインタ
- 構造体の初期化
- 共用体
- 共用体とは
- 共用体の宣言
- 共用体の参照
- 共用体の初期化
- 疑似命令(プリプロセッサ)
- プリプロセッサとは
- #define(各種記号等の定義)
- #include(ファイルの取り込み)
- #if〜#elif〜#else〜#endif(条件コンパイル)
- #undef(定義の無効化)
- #演算子,##演算子
- #undef(定義の無効化)
さて順番に一緒に学んで行きましょう♪(^^)